酸熱トリートメントについてブログ第3弾です。
今日は、酸熱トリートメントで癖が伸びる問題です。
これは経験したり、耳にしたことがあるのではないのでしょうか？
結論から言いますと、
伸びません！
癖を伸ばすことに関しては【縮毛矯正】に勝るものはないですね。
ただ、一部例外はあります。そこも説明していきます。
まずは、
仕上げでアイロンを通すところです。
1つ前のブログで酸熱トリートメントの仕組みはお話ししているので読んだ方はわかると思います。トリートメント工程で最後に180℃でアイロンを通し脱水させています。
つまりアイロン仕上げなのでストレートになりますよね。そういうことです。普通に洗って乾かしたら元通り（癖毛）です。
次に、
酸熱トリートメントは内部補強、擬似結合（架橋）させます。
例えば、、、
ハシゴをイメージしてください。縦棒ではなく横棒の方で、
横棒の数が多い方と少ない方だとどっちの方が安定度はありますか？
ビッチリ横棒が詰まっている方がグラつきは少なくないですか？
酸熱トリートメントは架橋させることによって補強しています。その補強度が多く強ければ安定し、それが軽度の癖毛の方だとストレート（癖が伸びた状態）に錯覚しやすいのです。
最後に、
これは明確な情報ではないのですが、
酸熱トリートメントで使う基材の成分に縮毛矯正にも使われている成分が入ってることがあるそうです。
酸熱でもアイロンを通し、縮毛矯正でもアイロンを通します。薬剤が反応しているんですね。
癖毛の方で酸熱トリートメントを検討中の方、気をつけてください。酸熱トリートメントで癖は改善されません。一時的なものです。
情報が溢れている時代です、惑わされないでください。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
次回は【酸熱トリートメントの周期とメリット】です！
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