お気に入りパーマを長持ちさせる方法♪

せっかくのお気に入りのパーマヘア♪
サロン帰りの状態をなるべく長くキープするにはどうしたらいいの? 
パーマの持ちを良くするコツなどがあれば教えてください

パーマがかかる仕組み

パーマの施術は、大きく「髪をロッドに巻く」「パーマ液をつける」「放置する」の3段階の作業がベースになっています。

さらに、パーマ液の使い方や、放置する際に熱を利用するかどうかなどによって、パーマの種類が分かれていきます。

髪の主成分であるたんぱく質はハシゴのように真っすぐ結合していますが、パーマ液の1剤と呼ばれるものを塗布すると結合が切れます。

その後、1剤を水で流し2剤を塗布してしばらく置くと、結合が切れたたんぱく質がもう一度結合します。髪がロッドに巻かれた状態でたんぱく質が結合することで、髪にウェーブの形が付いてパーマがかかるのです。

パーマが取れやすい髪質とは?

「パーマが取れやすい」「ウェーブが長持ちしない」といった悩みは、直毛の人やオイリーな髪質の人に多く、どちらもパーマ液が浸透しにくくパーマがかかりにくい特性があります。

直毛に戻ろうとするスピードが早いためパーマとの相性は良いと言えませんが、パーマがかかりにくい人におすすめの手法もあるため、まずは自分の髪質を確認することが大切。

また、縮毛矯正をしている髪にデジタルパーマは施術できますが、通常のパーマは施術できません。縮毛矯正をしている人や過去に縮毛矯正をしたことがある人は、担当の美容師さんに必ず伝えましょう。

パーマの種類

・デジタルパーマ
パーマ液を染布した髪に60℃以上の加熱処理を行い、形状記憶させるパーマです。髪を乾かしたときにウェーブが強く出るのが特徴で、ドライヤーで乾かすときに髪をねじるとコテで巻いたような仕上がりに。

縮毛矯正と同じ仕組みでかかりやすく持ちが良いため、髪のうねりや強いくせを抑えながらパーマをかけたり、縮毛矯正をした髪にウェーブを出すこともできます。

しかし髪への負担が大きいので、髪が傷みやすい人は注意しましょう。

・クリープパーマ
通常のパーマの1剤と2剤の間に、スチームや遠赤外線で髪を温めて乾燥させる工程が入ったパーマです。熱処理が含まれますが、毛髪の内部の変化がゆるやかなので髪への負担を軽減できます。パーマがかかりづらく、取れやすい人におすすめです。

・エアウェーブ
デジタルパーマ同様、専用の機械で熱と空気を与えながら行うパーマです。
デジタルパーマよりも低温で加熱処理を行うため、ダメージが少し軽減されます。

・水パーマ
ナノ化されたスチームを使ったパーマです。スチームの水蒸気には髪表面のキューティクルを開く作用があるため、薬剤の浸透を速めつつ髪に水分を補給することができます。

・タンニンパーマ
タンニンは植物に含まれる渋み成分でポリフェノールの一種。髪内部のたんぱく質と結合して髪を強化する働きがあり、ハリコシのあるボリューミーなパーマの仕上がりに。エイジング毛や軟毛の人におすすめです。

・炭酸泉パーマ
高濃度炭酸泉を使用したパーマ。髪に残っているシリコンや余分な薬剤を洗い流すことで、パーマのかかりを良くしたり、ダメージを軽減したりする効果があります。炭酸泉はヘッドスパやヘアカラーと併用することも多い処理で、パーマのかかりや持ちを良くしたい人はもちろんのこと、薬剤の負担や髪の汚れが気になる人にもおすすめです。

パーマを長持ちさせるコツ

パーマの持ちは、髪質や髪の状態、パーマの種類、デザイン、ホームケアのやり方など、さまざまな要因に左右されます。正しい知識を手に入れてパーマをできるだけ長持ちさせましょう。そんなパーマを長持ちさせるコツをいくつかご紹介。

・パーマ後48時間はシャンプーを我慢
パーマをかけた当日はできるだけ洗わないようにして、翌日もお湯ですすぐ程度にしましょう。
シャンプーの洗浄効果でパーマを落としてしまうため、1~2日間控えることがおすすめ。

・パーマが長持ちするシャンプーやトリートメントを選ぶ
オイル系や薬用など洗浄力が強いものを使うとパーマが取れやすくなります。
一般的にノンシリコンのシャンプー&トリートメントはパーマが取れにくいのですが、カラーをしている髪やパサつきやすい髪など状態によってはシリコン入りをおすすめする場合も。担当の美容師さんに相談しましょう。

・お風呂上りのケア
アウトバストリートメントに多いオイルタイプは、重くなりすぎるのでパーマヘアを乾かすときにはあまりおすすめしません。
ドライヤーの前にトリートメントを使う場合はクリームタイプを使いましょう。ケラチン系の成分が入っているとなお良いです。

・寝ているときの摩擦に注意
髪が濡れていると摩擦や押さえつけが刺激になって寝ぐせが付きやすくなります。完璧に乾かした後は冷ましてから寝ましょう。
髪が体の下敷きにならないよう枕の上に出したり、ナイトキャップをかぶるのもおすすめ。

・保湿、紫外線対策
パーマをかけた髪は乾燥しやすいので、アウトバストリートメントで保湿するのもおすすめ。紫外線が強い時期は水分が奪われて髪が傷みやすいので、髪を保護するトリートメントやUVスプレーを使用しましょう。

・パーマが良く出るスタイリング剤を使う
通常のパーマの場合、毛先を少し濡らした状態でムースを付けて自然乾燥させると、くっきりとしたパーマスタイルになります。一方、デジタルパーマは自然乾燥には向きません。
ドライヤーで毛先をクルクルしながら完全に乾かし、オイルや柔らかめのワックスを付けましょう。

・コテやアイロンに注意
髪のダメージ部分に高温のコテやアイロンを使用すると、髪内部のたんぱく質が硬くなり、パーマがかけられなくなってしまうことも。刺激になるようなコテやアイロンの使用はできるだけ控えましょう。

意外と気をつけることがいっぱ…面倒かもと思われてしまうかもしれませんが
ルーティーンにしてしまえば楽勝ですよ♪
ご自分の出来そうなものからお試しください^^

 参考にしてみてくださいね

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