前回の記事では黒染めしない暗染め!新メニューのリクルートブラックをご紹介しました♪
今回は黒染めしない暗染め(フェイクブラック)についてです^^
そもそも、何故黒染めや暗い茶色は残留してしまうのか
それは”髪色を暗くする”ために必要な染料が原因になります
白〜黒までの色相と彩度を持たない明度だけの色を無彩色は
明度だけ、つまり光をどれくらい透過するかでその色が決まります
簡単に言えば、髪の毛の中に色を詰め込むということです
とは言え、例えば青だけを詰め込んでも、物凄く濃い青にしかなりません
白〜黒などの無彩色にするためには、
黒染めや暗いブラウンなどにしていた髪の毛にブリーチをすると
オレンジぽさが残ってしまいます
これは赤や黄色などの分子量の大きい染料が残っている証拠です
しかしそれは、あくまで残留しやすい染料を主とした薬剤で染めた場合です。
なるべく残りにくい黒にするために…
色味で黒を作る方法を知っていれば、赤みが少ない色落ちをさせられます。
元々茶色だったところから黒くしたので、色落ちも茶ですが、
元々ブリーチしていたところから黒くすると、ベージュのような赤みが少ない色落ちをさせられます
これくらいの色落ちだと、このまま色を乗せても綺麗に発色させられますし、軽くブリーチすればある程度綺麗なお色に出来ます
この残留が少なく次のカラーがしやすい黒髪カラーをフェイクブラックと言います
そのフェイクブラックというのは…
かなり明るいブロンドから…、ほぼ地毛くらいの黒にできます!
勿論、黒染めや暗い茶色は一切使いません。
色の中でも暗く見える青・紫を中心に、彩度を落とし光の透過率が下がるような色の組み合わせをすることで、黒く見える状態にしています。
黒染めや暗い茶色は一切使わずとも、黒髪にすることはできるのです。
黒染めとは違うため真っ黒にはならないですし、茶を使わないため地毛のような暗い茶色にもできません。
フェイクブラックの方がいい場合、黒染めの方がいい場合
フェイクブラックをオススメする場合は、一時的に黒にしなければならないだけで、半年〜1年後にホワイトやホワイトブロンドまではしないけどまた明るくしたりしたい時。
逆に、黒染めをオススメする場合は、少なくとも向こう1年は明るく出来なくて、1〜2年以上かけて黒染め部分がなくなるまで地毛を育てていく予定の場合。
という使い分けをします。
また、黒染めをする場合、黒染めをすることで髪の毛の中に茶が入るので、初回は黒染めをし、2回目以降はフェイクブラックという方法を取ることもあります。
フェイクブラックはあくまで一時的な暗染めということです。
筆者もかなりのハイトーンなので、今度試してみようと思います^^
また記事にしますね♪
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